さんだいでんじ 三代伝持 浄土真宗の法義は、 法然、 親鸞、 如信の三代によって正しく伝えられたとする主張。 如信から法義を受けた覚如が ¬口伝鈔¼ や ¬改邪鈔¼ で示したもので、 覚如自身が正しく血けち脈みゃく (法脈) を継承していることを明らかにしている。 ¬改邪鈔¼ には 「余、 壮年の往日、 かたじけなくも三代 黒谷・本願寺・大網 伝持の血脈を従ひ受けて以降」 とある。