さんぶつげ 讃仏偈 ¬大経¼ 上巻にある四言一句、 八十句のじゅ。 「歎仏偈」 「嘆仏偈」 ともいう。 阿弥陀仏いん法蔵菩薩であったとき、 師である世自在王仏の徳を讃嘆し、 自らの願を述べて、 その願が真実で偽りなきものであるという証明を諸仏に求めたもの。 昭和23年 (1948) に蓮如の450回忌の記念事業として本偈頌が訳され、 意訳勤行 「さんだんのうた」 が制定された。