ろくじん 六塵 六境に同じ。 六つの認識対象のことで、 執着しゅうじゃくの対象として本来清らかな心を汚すから塵という。 「散善義」 には 「すなはち衆生の六根・六識・六塵・五陰・四大に喩ふ」 (信巻引文) とある。