りんじゅうごうじょう 臨終業成 臨終に往生浄土の業因が決けつ定じょうすること。 平生業成に対する語。 浄土真宗では、 平生の一念に往生成仏が決定するとして、 臨終における往生や来迎らいこうを待つ必要はないとする。 ¬御消息¼ 第1通には 「真実信心の行人は、 摂取不捨のゆゑに正定聚の位に住す。 このゆゑに臨終まつことなし、 来迎たのむことなし」 とある。