れんせい 蓮生 (1141-1208) 法力房蓮生のこと。 俗名は熊谷次郎直実。 もとは源頼朝に仕える武士で、 治承・寿永の乱 (源平の戦い) で多くの戦功を挙げたが、 出家して法然の門に入った。 ¬御伝鈔¼ 上巻6段△によれば、 信行両座の際に法然や親鸞らとともに信不退の座についたという。 なお、 「れんしょう」 と読む場合は、 実信房蓮生 (宇都宮頼綱) を指す。