れんげ 蓮華 蓮または睡蓮の花のこと。 淤お泥でい華けとも呼ばれ、 泥の中にありながらその華葉が泥に染まらないところから仏や仏性ぶっしょうの清浄性の喩えとされる。 仏典には仏・菩薩が蓮華をその座 (蓮華座) とすることや、 紅蓮華 (鉢は曇どん摩華まけ)・黄蓮華 (拘物くも頭華ずけ)・白蓮華 (分ふん陀利だり華け)・青しょう蓮れん華げ (優鉢うは羅華らけ) などが説かれている。