らせつ 羅刹 梵語ラークシャサ (rākṣasa) の音訳。 可畏・速疾鬼などと意訳する。 神通力で人を魅して食らう暴悪な鬼神であったが、 仏教に取り入れられて羅刹天とも呼ばれ、 夜叉とともに沙門しゃもんてん眷属として仏法を護持し衆生を養育する守護神とされる。