おうぜつ 横截 横とは他力を表す語で、 截とはきるの意。 他力信心によって迷いの輪廻を断ち切ることをいう。 ¬大経¼ に 「横に五悪趣を截り、 悪趣自然に閉ぢ、 道に昇るに窮極なからん (横截五悪趣悪趣自然閉昇道無窮極)」 と説かれており、 親鸞はこの文について ¬銘文△¼ に解釈を述べている。