にしゅのおうじょう 二種の往生 即往生と便往生のこと。 ¬観経¼ には 「三種の心を発して即便往生す」 と説かれている。 親鸞は、 隠顕の立場から即往生・便往生の2種に分けた。 「化身土巻」 には 「二種の往生とは、 一つには即往生、 二つには便往生なり。 便往生とはすなはちこれ胎生辺地、 双樹林下の往生なり。 即往生とはすなはちこれ報土化生なり」 とある。