なんどかい 難度海 迷いの世界を、 渡り難い広大な海に喩えた語。 「易行品」 には 「かの八道の船に乗じて、 よく難度海を度す」 (行巻引文)、 「総序」 には 「難思の弘誓は難度海を度する大船」 などとある。