ないしいちねん 乃至一念 「一念」 とは心念・称名・時刻などの極少を表し、 「乃至」 は多念を含めることを表す。 ¬大経¼ には第十八願成就文三輩さんぱいだん弥勒付属の3カ所に 「乃至一念」 が説かれている。 このなか親鸞は、 第十八願成就文の 「乃至一念」 を信の一念、 弥勒付属の 「乃至一念」 を行の一念とする。