みょうちょう 名帳 信者の名を列記して師資相承の系譜を示した帳簿。 仏光寺の了源やその後継者がこれを依用して、 教線を拡大した。 「絵系図」 とともに用いられ、 しばしば 「名帳・絵系図」 と併称される。 覚如は ¬改邪がいじゃ鈔しょう¼ 第1条に 「今案の自義をもつて名帳と称して、 祖師の一流をみだる事」 と述べて名帳を用いた教きょう化けを批判した。