みょうじ 名字 名前・名称の意。 阿弥陀仏名号を指して用いられることが多く、 ¬大経¼ 第三十四願文には 「わが名字を聞きて」 などと説かれ、 ¬礼讃¼ には 「ここをもつて大聖悲憐して、 ただちに勧めてもつぱら名字を称せしむ」 (行巻引文) とある。