こうてい 高帝 (427-482) 中国、 南北朝時代の南斉の初代皇帝 (479-482在位)。 名は蕭道成、 字は紹伯。 劉宋の武将であったが、 順帝の禅譲によって帝位につき南斉を興した。 ¬法華ほけ経きょう¼ を写し、 ¬般若経¼ を誦して、 仏像の鋳造に一度で成功したという。 ¬弁べん正しょう論ろん¼ に 「蕭后」 としてその名が見える。