こうごう 曠劫 広大な劫こう。 きわめて長い時間。 無限の時。 「散善義」 には 「決定して深く、 自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、 曠劫よりこのかたつねに没し、 つねに流転して、 出離の縁あることなしと信ず」 (信巻引文) とある。 →劫。