こうだいげんこく 光台現国 光台とは光明の台の意、 現国とは国土を現わすこと。 ¬観経△¼ には、 釈尊が眉間の白びゃく毫ごうから放った光明が数限りない世界を照らし、 釈尊のもとへもどってその頭上で金色に輝く台の形となり、 その中に諸仏の清らかな国土の様子が現われたことが説かれている。 ¬浄土和讃¼ には 「恩徳広大釈迦如来 韋提夫人に勅してぞ 光台現国のそのなかに 安楽浄土をえらばしむ」 とある。 →韋提別選。