こくう 虚空 一切のものが存在する場としての空間のこと。 無礙 (さわりがないこと) と無障 (さまたげがないこと) を特徴とする。 その意味から真如のことをいう場合もある。 ¬高僧和讃¼ には 「安養浄土の荘厳は 唯仏与仏の知見なり 究竟せること虚空にして 広大にして辺際なし」 とある。 →三無為