きぎょう 起行 実践すること。 善導が示した安心あんじん・起行・作さ業ごうの一。 ¬礼讃¼ では 「また天親の ¬浄土論¼ にいふがごとし」 といい五念門を示すが、 ¬浄土論¼ では礼拝・讃嘆・作願・観察かんざつ・回向の順序であるのに対し、 ¬礼讃¼ では礼拝・讃嘆・観察・作願・回向の順序になっている。 →補註10、 七補註5。