けぜんじょ 化前序 経典の所説において、 釈尊の教きょう化けが説かれる前の序説のこと。 善導は 「序分義」 において、 ¬観経¼ に 「ひと時、 仏、 王舎城耆闍崛山のうちにましまして、 大比丘の衆、 千二百五十人と倶なりき。 菩薩三万二千ありき。 文殊師利法王子を上首とせり」 と説かれる門を化前序としている。