けんしょうりゅうぎしょう 顕正流義鈔 2巻。 高田派10代真しん慧ねの著。 文明4年 (1472)、 真慧39歳のときに著された。 称名念仏の重要性を強調し、 高田派に加えられた批判に反論するとともに、 親鸞から真仏・顕智へと続く高田派の伝統を明らかにしている。 当時蓮如のもとで急速に教線を広げていた本願寺に対抗して著されたものといわれている。