かやかべきょう カヤカベ教 かくれ念仏の一種。 萱壁講とも書く。 鹿児島県の霧島山麓において、 霧島神道と真宗が融合して伝承され、 茅葺きの壁の中に本尊阿弥陀仏を隠して表向きには神棚を配置して神道に擬態する。 深夜などに集会を開いて 「正信偈」 の読誦などをするという。 鶏を大切にし、 肉食を避け、 牛乳も飲まないなどの習慣がある。