かくねん 覚念 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 「交名きょうみょうちょう」 には、 「真仏顕智―覚念」 とある。 なお、 正元元年 (1259) に出された ¬御消息¼ 第15通には 「かくねむばう」 という人物が出るが、 両者の異同は不明。 親鸞はこの ¬御消息¼ の中で、 自らに先立って往生した 「かくねむばう」 を悼んでいる。 →参考:覚然