ふぞうふげんぎょう 不増不減経◎ 1巻。 北魏の菩提流支訳。 三界・六道を流転輪廻する衆生の数に増減があるかという問に端を発して、 如来蔵の本質、 如来蔵と煩悩の関係などについて説かれている。 小部の経典ではあるが、 如来蔵思想を教理的組織にまで発展させたものといわれる。