じゅうににゅう 十二入 十二処・十二入処ともいう。 処は梵語アーヤタナ (āyatana) の意訳で、 入って来る場所、 入ってくるものの意。 一切法を認識する側 (六根) と認識される側 (六境) の12に区分したもの。 ¬往生要集¼ には 「十二入はみなこれ魔網なり。 虚誑にして実ならず」 とある。