じゅにんりっしん 就人立信 人について信を立てること。 人とは釈尊・諸仏を指す。 「散善義」 には 「これを人に就いて信を立つとなずくるなり (此名就人立信也)」 (信巻引文) とある。 なお、 釈尊・諸仏ではなく、 四重の破人を指すとする説もある。 その場合、 四重の破人の疑難がかえって行者の真実信心を増長させるものとされる。