じょうゆう 浄祐 ❶ (生没年未詳) 蓮如の門弟。 出羽国善証寺 (秋田県仙北郡六郷町) に住したと伝えられる。 ¬御一代記聞書¼ 第241条△によれば、 法義を乱したために蓮如に叱責されたという。 ❷ (1442-1506) 蓮如の門弟。 豊後国に生まれ、 はじめ天然と称し、 禅宗、 さらに浄土宗鎮西義を学んだが、 文明14年 (1482) 蓮如に帰した。 その後九州で布教に努め、 九州における真宗弘ぐ通ずうの祖といわれる。