じみん 慈愍 (680-748) 中国唐代の僧。 本名は慧日。 慈愍流念仏の祖。 インドに渡り仏蹟を巡拝し、 ガンダーラで観音の霊告を受けて浄土往生の志願をかため、 18年をへて帰国ののち、 念仏をひろめた。 玄宗皇帝より慈愍三蔵の号を与えられた。 著書に韓国の桐どう華か寺じから発見された ¬浄土慈悲集¼ 3巻のほか、 ¬般舟三昧讃¼ ¬浄土文記¼ 5巻などが知られる。