いんもうかめつ 因亡果滅;因いん亡もうじ果か滅めっす 他力の信心を獲ぎゃく得とくすれば、 迷いの世界を輪廻する因が消え、 果もまたなくなることをいう。 「信巻」 には 「往相の一心を発起するがゆゑに、 生としてまさに受くべき生なし。 趣としてまた到るべき趣なし。 すでに六趣・四生、 因亡じ果滅す」 とある。