ふじょうせっぽう 不浄説法 自己の名誉や利り益やくのために教法を説くこと。 また、 誤った教法を説くことをいう場合もある。 ¬観経¼ 下品中生△に出る語であるが、 ¬唯信鈔文意¼ には 「五逆・十悪の罪人、 不浄説法のもの、 やまふのくるしみにとぢられて」 と、 下品下生の悪人とあわせて不浄説法のものが示されている。