へんえん 攀縁 「はんえん」 ともいう。 心が対象に執着しゅうじゃくすること。 外界の事物による心の乱れ。 煩悩の異名。 ¬大集経¼ には 「一切衆生ことごとく攀縁を離れ、 四梵行を得しむ」 (化身土巻引文) と説かれている。