ごたかくらˆのˇいん 後高倉院 (1179-1223) 高倉天皇の第二皇子、 守貞親王のこと。 承久の乱 (1221) の後、 その子茂仁親王 (後堀河天皇) の即位にともない、 自らは譲位後の天皇の呼称である太上天皇 (上皇ともいう) の号を受け、 天皇の位に就いた経験がないまま院政を行った。 親鸞は ¬高僧和讃¼ で 「承久の太上法皇」 と呼んでいる。