ごしゅのくどく 五種の功徳 五念門の行を修めることによって浄土に往生して得るところの果徳。 五功徳門・五果門ともいう。 ①近ごん門もん、 ②大だい会え衆門しゅもん、 ③宅門たくもん、 ④屋門おくもん、 ⑤園林おんりん遊戯地ゆげじ門もんの五。 ¬浄土論¼ では、 はじめの四果を菩薩の入門 (自利)、 第五果を出門 (利他) とするが、 親鸞は 「証巻」 において五果のすべてを還相の益とする。 →入出二門。