ごねん 護念 念じまもること。 ¬大経¼ には 「無量の諸仏、 ことごとくともに護念したまふ」、 ¬小経¼ 六方段にはそれぞれ 「なんぢら衆生、 まさにこの不可思議の功徳を称讃したまふ一切諸仏に護念せらるる経を信ずべし」 と説かれている。 また、 親鸞は 「信巻」 に現生十種の益を明かすなか、 「諸仏護念の益」 を挙げている。