げんけん 眼見 聞見に対する語。 眼で直接そのものを見ること。 ¬涅槃経¼ には 「善男子、 見に二種あり。 一つには眼見、 二つには聞見なり。 諸仏世尊は眼に仏性を見そなわす、 掌のうちにおいて阿摩勒菓を観ずるがごとし」 (真仏土巻引文) と説かれている。