がんしょう 願生 (1434-1506) 蓮如の門弟。 願正・願性・願将などとも書く。 加賀国菅生 (現在の石川県加賀市菅生) に生まれ、 文明3年 (1471)、 吉崎で蓮如に帰した。 長享2年 (1488) の一向一揆では、 富樫政親救援に向かう朝倉軍を一揆勢5000人を率いて阻止した。 また、 山田光教寺の創建にも関与した。 篤信の人物で、 ¬御一代記聞書¼ 第7条△・214条△などにその名が見える。