えかん 懐感 (7世紀頃) 中国唐代の僧。 長安の千福寺に住した。 感禅師とも呼ぶ。 はじめ法相ほっそう唯識の教えを学び、 のち善導に師事して浄土教の要義を学び、 念仏三昧を証得したという。 著書に ¬群疑論¼ 7巻 (うん補筆) がある。 法然は 「類聚浄土五祖伝」 等で浄土五祖の一人とする。