どうしゅう 道宗 (-1516) 蓮如の門弟。 越中国五箇ごか山やま赤尾 (現在の富山県南砺市) の人。 俗名は弥七。 赤尾の道宗とも呼ばれる。 篤信の門徒として知られ、 蓮如の御文章を収集して 「道宗本」 を作成し、 また、 自誡の 「道宗二十一箇条」 を残した。 行徳寺 (富山県南砺市)、 道善寺 (富山県南砺市) はその由緒を伝える。 ¬御一代記聞書¼ 第46・131・192・279条にその名が見える。