どうえん 道円 (1186-1245) 親鸞の門弟。 二十四輩の第十五。 近江国の出身で、 もと日野左衛門尉頼秋といい、 常陸国大門 (現在の茨城県常陸太田市) に住したという。 宿を探していた親鸞を自宅に泊めたことが機縁となってその門弟となり、 枕石寺を開いたと伝えられる。 一説によれば、 道円は ¬御伝鈔¼ 上巻8段△に出る入西房のことであるとする。