だいいちけうのぎょう 第一希有の行 最も優れ、 しかも極めて希なの意。 ¬十住毘婆娑論¼ には 「必定の菩薩、 第一希有の行を念ずるなり」 とある。 通常は十地菩薩が修める十波羅蜜の行をいうが、 「行巻」 の引文においては、 阿弥陀仏によって回向される大行を意味する。