ぶつにち 仏日 仏のこと。 仏の光明が闇をはらうことを太陽に喩えていう。 ¬観経¼ には 「やや、 願はくは仏日、 われに教へて清浄業処を観ぜしめたまへ」 と説かれており、 「序分義」 にこれを解釈して 「仏日といふは法・喩ならべて標す。 たとへば日出でて衆闇ことごとく除こるがごとく、 仏智光を輝かして、 無明の夜日のごとくに朗らかなり」 とある。