あくけん 悪見 根本煩悩の一。 誤った見解、 よこしまな考えという意。 親鸞は自力をたのみとし、 本願を疑う見解の意で用いる。 ¬愚禿鈔¼ には 「悪見人等といふは、 憍慢・懈怠・邪見・疑心の人なり」 とある。