(7月1日)

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梅に始まり、辛夷(こぶし)と連翹(れんぎょう)、目連、桜、海棠、と続いて、テッセン、つつじに引き継がれていた花が、気がついてみると最近ではほとんど何も咲いていません。このあたりでは紫陽花(あじさい)はまだです。

へえ、この時期に花の端境期があるんだと初めて意識して、かと言ってさみしくはないことを不思議に思いました。

梅から海棠までは、そろって葉よりも先に花が咲く木です。今ではあたり一面緑、春先の新緑の輝きも夏過ぎの深みの加わった翳りもなく、ただ緑です。

こういう緑って、一番地味な色なのかもしれません。


 

 

 

 

 

 

 


しのぐ (7月13日)

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錦川一斉清掃という行事に参加してきました。旧鹿野町内には「せせらぎパーク」という施設があり、鹿野の諸団体はそこの河川敷の草刈りをしました。私は中学校PTA執行部としての参加です。

強い日差しではなかったのですが、頭から水をかぶったように汗だくになりました。水分補給には気を遣い、お茶をペットボトルに入れて準備していて、2時間で 500cc くらいの割合でがぶ飲みます。その分汗もかく理屈です。

汚れて構わない仕事着ですから、汗をかくのが苦にはなりません。汗ふきタオルもいつも首にかけています。ただ、今日は軽トラではなくて乗用車で来てしまったので、ずぶ濡れのまま運転して帰るのは気が引けました。シャツだけでも着替えを準備しておくべきでした。

暑い最中、涼しく過ごそうと思うのは不自然です。汗もしっかりかけば気持ちがよい。ただ、熱中症になったりしないよう注意する必要はありますし、汗をかいても構わない仕度も要りますが、ちゃんとしのげればそれで十分でしょう。

如来のお慈悲は、暑さを涼しく過ごすわがままに応えてくれるものではありません。暑いは暑いで、まっとうにしのいでいけるお力添えです。