四正勤 四正断ともいう。 正しい努力の意で、 さとりを得るための三十七品の実践のうち、 四念処に次いで修する第二の修行方法のこと。 りつだん (悪を生じないよう勤めること)・断断だんだん (すでに生じた悪を除こうと勤めること)・ずいだん (善を生ずるよう勤めること)・修断しゅだん (すでに生じた善を増すように勤めること) の四。