身心が責め悩まされている状態。 一般に、 しょう・老・病・死を四苦しくとし、 さらに愛別あいべつ離苦りく (愛するものと別れる苦しみ)・怨憎おんぞう会苦えく (怨み憎む者に会う苦しみ)・求不ぐふとく (求めても得られない苦しみ)・五蘊ごうん盛苦じょうく (五蘊からなる身心の苦しみ) を加えて八苦はっくという。