ようらく 瓔珞 梵語ケーユーラ (keyūra) の意訳。 玉を糸でつづったり、 貴金属を編んで作った飾り。 仏・菩薩の装身具の一。 インドの貴族が頭、 頚、 胸などに掛ける装身具に由来し、 ¬観経¼ には 「もろもろの纓絡のなかに葡萄の漿を盛れて、 ひそかにもって王にたてまつる」 などと説かれている。 また、 内陣の宮殿くうでんなどを荘厳する仏具で、 珠玉と花形の金具を組み合わせて綴ったものをいう。