ちょうかん 澄観 (738-839) 中国唐代の僧。 華厳宗の第4祖。 越州山陰 (現在の浙江省紹興) の人。 11才で出家して法詵 (718-778) に師事して華厳を学び、 その法系を継承した。 その後、 五台山 (現在の山西省) の大華厳寺に入って ¬華厳経¼ (八十華厳) の註釈書である ¬華厳経疏¼ 20巻 (大疏という。 現行本60巻) や、 それを再び註釈した ¬随疏演義鈔¼ 40巻 (現行本は90巻) などを著した。