とじゅん 杜順 (557-640) 中国の雍よう州しゅう万年ばんねん (現在の陝西省西安) の人。 法順と称した。 僧珍に師事して禅を学び、 のち終南山に住して華厳の教えを宣揚した。 著書として ¬華厳法界観門¼ 1巻が知られるが、 真撰ではないとする説もある。 後代、 華厳宗第一祖とされる。