とがしまさちか 富樫政親 (1455-1488) 加賀国の大名。 応仁・文明の乱では東軍方に属し、 加賀国において守護の座をめぐり、 西軍方に属した弟の幸千代と争った。 文明6年 (1474)、 一向一揆の支援を受けて守護となったが、 のちに一揆と対立し、 長享2年 (1488)、 一揆勢に囲まれた高尾城 (石川県金沢市) で自害した。