てんぶんにっき 天文日記 「てんもんにっき」 とも読み、 ¬石山本願寺日記¼ ¬証如上人日記¼ などともいう。 本願寺10代証如の日記。 天文5年 (1536) から天文23年 (1554) までの記録で、 石山本願寺の行事や、 宗主の日々の業務、 門徒や大名などとの交際、 聖教しょうぎょうの授与などについて詳細に記している。 この時期の本願寺の動静を知る上で ¬私心記¼ とともに重要な史料とされる。 本願寺派本願寺に証如自筆本が現存する。