ていげんしゃくきょうろく 貞元釈教録 ¬貞元新定釈教目録¼ のこと。 30巻。 唐の円照の編。 ¬貞元入蔵録¼ ¬貞元録¼ ¬円照録¼ などともいう。 後漢から唐の貞元16年 (800) までに訳出された仏教典籍の目録で、 徳宗 (742-805) の勅命によって編集された。 開元18年 (730) に智昇が編集した ¬開元釈教録¼ を継承してこれに訂正を施し、 それ以後に訳出された典籍を加えている。 なお貞元は 「ていげん」 とも 「じょうげん」 ともいう。